LOG.1 ネット端末遺伝子
無機質な谷を渡る2人
- BLAME! の世界を象徴している一枚。
- イトマキエイが2匹飛んでることに気づいたのは3周目になってから。 実はセーフガードの成りそこないだったりして?
- インディージョーンズの最後の聖戦のような構図。
向こうからやってくる人
- ずっと勘違いしてたけど、この人たぶん珪素生物じゃないと思う。
目に有機的な感情があるし、あまりにも軽々しく捨てられる。
全巻通して仲間からそんな扱いを受けた珪素生物いない気がする。 - かなりアグレッシブな身体改造をした普通の人間。珪素生物たちの使い走りで、なんらかの利益は受けてたんじゃないかなとは思う。成功報酬は身体パーツとか?
- それか、珪素生物の中でも改造部位を制限されたor財力が足りない、「下級市民」的な存在なのかもしれない。
あるいは、戦士タイプじゃないのかも?
珪素2人組
- この2人も夫婦だったりして?
- 女型のほうは、目が猫と同じく瞳孔の括約筋が縦長。やっぱり非常に感度の高い網膜を持っていて明るいところだと瞳孔を細めて保護しているのだろうか?たしかにBLAME!みたいな暗い世界では役に立ちそう。
巨大ダニ型戦闘兵器
- もうここほんと好き。
- ダニの生体的な形は本当に独特。バイオ兵器感。
- しかもそれを朽ちさす。しかも中に死んでミイラ化しかけた元操縦者がいるのがもうほんとたまらん。乾燥ミイラじゃなくてたぶんこの死体湿ってて柔らかいと思う。
ハンドルマン階段
- 自分の中ではハンドルマンと勝手に命名
- BLAME!の中でもここ以外に人間の宗教を感じさせる場面はないと思う。なにへの崇拝なんだろう?機械を作った祖先?少なくともこれを立てたのは建設者ではないはず。
- 階段脇で人々がたき火してるんだよねぇ。この階層では、人と珪素生物が共存してるのかも?あるいは、実はこれらも珪素生物?(東亜重工内のように)
- 巨大ダニロボ、ミサイルをお腹から撃ってるけど、この腹囲の発射孔リングがほんとかっこいい。
- 霧亥、ここで女型珪素の視界を奪ってから、重力士放射線射出装置奪ってるんだよね。しかもナタ! 無骨でシンプルでいて実に有効で、霧亥の積んだ場数を感じさせる。
繭を解く
- かわいそうに。この子、細胞的には生きてはいるけど、もうただの「組織」か「臓器」と同じになってるのだろう。目的地につくまで保存できるように。
- 2人組はどこに届けようとしてたのだろうか? リンベガのところ?「殺す前にネット端末遺伝子を確認などしない」と言っていた東亜重工内の珪素とは明確に行動原理が異なるように見える。珪素生物内にも考えの異なる複数の派閥が?感染をできるだけ広げるグループと、感染を免れた遺伝子を収集するグループ。最終的な目的はカオスの拡大ではあるけど、明らかに手段・戦略が対立してて、リンベガのグループが異端のような気がする。