LOG.5 脱出
朝
- 壁に埋め込まれたスクリーンが、砂嵐を経て点灯する。
- この階層ではこれが一日のリズムを作ってるのだろう。
- 霧亥が活動を始める。
霧亥の到着
最後の映像
- ずっと2コマ目と3コマ目を理解できてなかったけど、あの少年の上位セーフガードが撃たれて死んでいるのか。
- 結局、集落を襲撃するときも、サナカンみたいに戦闘形態への身体変換は行っていない。
- 最初期の試作型もしくは偵察型の上位セーフガードなのかもしれない。
このときの戦闘データが、もしかするとサナカンにも活かされているかもしれない。
建設者
- 初出にして、最もかっこいい建設者。
- このコマをずっと見続けられてしまう。
統治局への認識の混乱
- 統治局とセーフガードの混同。統治局と建設機械の関係の誤認。一方、網膜には文字が映るようだ。
- 想像してみるなら、一般人はネットスフィアが正常だったころは統治局としか接さないのが普通のはずで、”感染状態"であらゆる接続が不正となりセーフガードが発動したときも、「統治局が襲ってきた」ようにしか見えないはずだ。そして、「統治局」という単語だけが親から子へと受け継がれていく。
- 網膜に移る文字はおそらくずっと「ログインに失敗しました。管理者にお問い合わせください。エラーコード:XXXXXX」的な内容なのだろう。そんな役に立たない表示の読み方が伝承されなかったのも当然である。
- この集落は、比較的ネット端末遺伝子の断片が完全なままで、接続用デバイスまでは発生できているのかもしれない。
- あるいは、脳髄技師が「Noise」時代の接続用インプラントを脳に埋め込む手術を行っていたのかもしれない。もちろん、それはネットスフィアに接続するためではなく、インプラント自体の内蔵機能を利用するのが主目的だったのだろう。たとえば、視覚の録画や、霧亥にその録画を渡したときに使っていたようなローカルエリアデータリンク機能。または、ネットスフィアにログインしなくても使える基本機能がある程度あるのかもしれない。
駆除系
- まだ、人形感があった。壁からちょっと顔出してるのがチャーミング。
- 射貫かれた輸水パイプから豪雨のように降る水、うーん印象的でかっこいい…!
- 「まあ気にするな どうでもいいことだ」 このとき、すでに死期を悟っていたのだろうか?
近くの集落
- 階段に彼を下す一コマと、霧亥の顔の半分の一コマの味わい。
- そして、絶望的な風景とともにこのLOGは終わる。